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未熟思考の捨て場

思い浮かんだ考えの断片。もしくはもっと低俗なもの。

澁澤龍彦 『快楽主義の哲学』 紹介

このブログでは本の紹介とかもしていこうと思います。

読んだ本の備忘録としても機能してもらうつもりです。はい。

 

さて、今回取り上げるのは、澁澤龍彦『快楽主義の哲学』です。

澁澤龍彦といえば、京都大学の現代文で出題されたこともある立派?なエッセイスト、小説家です。

『快楽主義の哲学』。一度読んでいただきたい。そして世界が、常識がひっくり返るのを是非体感してほしい。

彼が語る言葉はどこか冗談めいていて、でもそれは真理のようで。

とにかくすごい!!!読め!!!!!!!!マジで!!!!!!!!!!!

声を荒げてしまった。申し訳ない。だが、彼の言葉は我々を楽しませてくれる。我々を快楽のユートピアへといざなってくれる。私が声を荒らげずに誰が声を荒らげようか。

 

 むろん、平和がつづくのはけっこうなことであるし、遊ぶのもおおいにけっこうなことなのですが、わたしは、このムードというやつが、どうも気に食わない。しゃくにさわる。

  あなただって、うまうまとムードに乗せられて、群衆と山に行ったり海に行ったり、右往左往するのは、なんだかばかばかしいような気が島しませんか。

 「レジャーを楽しもう。」と大衆に呼びかけて、このムードを盛り上げようとしている張本人は、マス・コミと娯楽、観光などの余暇産業です。ムードとは、要するにだれかが作り出したムードであって、そこには快楽があるとしても、規格品の快楽があるだけです。押し付けられたムードのなかで、いかに規格品の快楽を追い求めても、むなしさが残るばかりです。 (澁澤龍彦 『快楽主義の哲学』 p14のまえがきより。)

 

すごい!!!!!!!!!!澁澤龍彦バンザイ!!!!!!!    (うるさい)

申し訳ない。だが、私は本屋でこのまえがきを読んだとき、震えた。悶えた。もちろん即購入に至った。

彼の文章は非常に軽妙で読みやすい。クリスマスなどというつまらぬ行事は投げ捨てて、ともに快楽に浸ろうではありませんか。

 

快楽主義の哲学 (文春文庫)

快楽主義の哲学 (文春文庫)